緩やかなレーベルは、まずは『つくる』から始めようという想いから、SNSで独り言を書いたことから始まりました。それは昨年秋のことです。
驚いたことに大きなタイアップ、資金援助のお話も含めて、たった一晩で40人をこえる方々から応援、支援の有難いメッセージが届きました。
メッセージをいただいた方、お一人お一人に会いに行き、個人的な想いを伝えました。 ゆっくり、ゆっくり、緩やかな歩みで行くことを理解していただきました。結果、音楽の仕事をしている方だけではなく、幅広いチームがつくれました。
いよいよ第1作企画『都市型ポップス・コンピレーションVOl.1』がスタートしました。少しづつ少しづつ、時間をかけて新しい才能、新しい音楽に出会えればと願っていたところ、想像をはるかにこえる応募がありました。数百曲の中から最大20曲を選び出すことになったのです。
今回、私はレーベルの運営に徹し、選曲は信頼しているチームに任せました。しかし意見はかなり割れました。私は寧ろ嬉しかったのです。そこに多くの可能性を見たからです。
今回の『都市型ポップス・コンピレーション』は、プロデューサー役を引き受けてくださったお二人に、最後の選曲を託しました。しかし、そこに収まりきれなかった才能、音楽がありました。次の作品に参加してもらおう、そう決めました。
緩やかなレーベルができることは、一年につき2作品、初年度はレーベル紹介も兼ねて2作ともコンピレーションといたします。次年度は、ここから飛び立ってくださる音楽家たちの単独作品がつくれたらと考えています。きっとそうなると思います。
待っていてくださいね。
緩やかなレーベル 代表 牧村憲一